【未来の宝!子どもたちの感想】

■七宝中学校生徒のみなさんが寄せてくれました

 

  • 話を聞いていて飽きずに聞き続けられる興味深い授業だった。普段授業で使っている顕微鏡は昔はガラスを溶かしてのばして?がんばって作っていたと知って驚いた。細胞は少しだけ動いていると知って、今も自分の細胞が動いていると思うと不思議に感じた。「Rubicon」がオートファジーのはたらきを抑制するから「Rubicon」を減らすと長生きできると知って、人間はどこまで長生きできるのだろうかと疑問に思った。

 

  • 何事も早い者勝ちという考えに共感した。今の学校でもどれだけ早く勉強するかで合否が変わったり、早く食べ終えた人がおかわりできるなどその考えに通じるところが多くあった。私が気になったことは「赤血球の核の行方」です。赤血球は幼い頃に核を手離すと言っていたのですが、その核は死ぬのかはたまた再利用されるのか気になりました。

 

  • 専門的な用語や知識が多くて難しかったけれど授業で習った知識から分かるものもあって、より知識を深めることができておもしろかった。赤血球のできかたが一番印象に残った。骨髄で核を離した後、核がなくなっているのに、なぜ正常な働きができるのかが疑問に思った。今日の授業の終盤で赤血球が細胞の一種であることが分かったので、その前の話で理解できないことがいくつかあったから、知っている状態でもう一度授業を受けたいなと思った。こんなに深く学ぶことは普段ないから、細胞に関して知ることのできた貴重な授業だったと思う。

 

  • 今回の出前授業では、普段の生物の授業で少し疑問に思ったことやテレビなどで少し聞いたことがあることなどをたくさん知ることができました。その中でも特に2つに興味を持ちました。1つ目は細胞の構造についてです。細胞の構造は普通の授業ではあまりふれられなくて自分もどういうものがあるのかなと知りたいと思っていたら、今回の出前授業があって、ミトコンドリアやゴルジ体など細かいところまで知ることができました。2つ目は赤血球がつくられる場所についてです。赤血球について普通の授業では血液中のはたらきを学ぶことができましたが、まず赤血球はどこから生まれているのだろうと思いました。そんな中、出前授業で赤血球がつくられる場所について色々知ることができてよかったです。他にも白血球や血小板などはどこから生まれるのだろうと思いました。

 

  • 細胞にはたくさん数があるということを知った。染色体には遺伝子の数が決まっているということを知って、おどろいた。「Rubicon」という細胞の働きを抑制すると長生きできると聞いて、人は長生きしたいのになんでこういう細胞があるのか不思議に思った。

 

  • 高校までは学習に「正解」があったが、大学では「正解」が分からないものを、自ら解明しようと研究する違いがあり、未知のものを研究するのはやりがいがありそうだと思った。細胞の中の染色体は種類によって色分けされていて、その染色体がどういうものかも分かるのはすごいと思った。タコの足が8本じゃない個体もいると知って一番驚いた。

 

  • 授業を聞いて、自分が知らないだけで血液や細胞のはたらきというものはたくさんあると分かった。オートファジーのおかげで体内にできたごみをまとめて処理してくれることが分かった。また、細胞の中には習っていないものがたくさんあり、そしてそれらが動いているということもおもしろいと感じた。この学びをこれから先の理科の学習に生かしていきたい。

 

  • 中学理科では知れないさまざまなおもしろいことを勉強できとても楽しかったです。白血球に種類があったり、細胞についてより深くまで理解でき、良い経験になりました。そして、地球4周分もの長い血管が体内にあることにも驚きました。人の感情で色が変化するのは血液が関係しているということもおもしろかったです。自分は将来医者として働きたいと思っているので、その興味がよりふくらみました。

 

  • オートファジーという超便利なこと?を知った。また、細胞はレールのようにつながっており、動いている。血管が青く見えるのは光の反射ということで驚いた。オートファジーが低下すると老化すると言っていたが、オートファジーが増加、もしくは一定なら「不老」になれるのでは?と思った。加齢が進み、オートファジーを抑制する制御因子Rubiconを減らし、オートファジーを一定に保つことが出来れば、これは「不老」になるのか?それが一番の疑問です。

 

  • 赤血球が赤くないなど、自分のイメージとはちがうことがいくつかあり、おどろきました。普段目にすることのない体内のことを細かく調査できる技術はすごいと思いました。

 

  • 画像を使いながら説明してくださったので実際の形や色を見ることができ、想像しやすかったです。理科は一つ一つが細かくて頭がごちゃごちゃになりやすいから苦手だけど、ゆっくり時間をかけて調べてみると今回のようにおもしろい情報であふれているかもなので苦手意識をはっきりもたず勉強していきたいです。

 

  • 自分の体の体調がわるくなったり、気分がわるくなったときに、体の中に何か入ったり、細胞が負けたりするんだなと気付くことができました。自分の健康の管理もしなければならないと思いました。